パチンコに勝てない時期はある?それはなぜ?理由を調べてみた

「今月はツイてたぞ!」

「最近負けてばっかりだ……」

そう思ったことはありませんか?

収支をつけていない方はハッキリとわからないかもしれません。しかし「なんとなく調子が悪い」と感じる時期はあるのではないでしょうか。

私がパチンコにハマっていたときも「なんか勝てないな」という時期がありました。そもそもトータルで負けているのですが。

商売には季節性があります。例えば、観光業なら大型連休が稼ぎ時でしょう。居酒屋なら年末年始の忘年会・新年会シーズンが繁忙期です。

もちろんパチンコ店も商売です。繁忙期もあれば、閑散期もあります。
時期によって売上が変わるなら、勝たせたくない時期というものがあるはずです。

「今、あまり勝たれると利益が減る」

そんな時期があるでしょう。

パチンコやスロットにはメーカーが公表している当たり確率があります。パチンコなら1/319や1/198など。スロットなら1〜6の設定があります。

しかし、商売で売上が運任せということはあり得ません。当たりが増えればそれだけ売上が減りますから、出玉を調整して当たり確率を操作しているのです。

つまり勝たせたくない時期を知らなければ、搾り取られるだけ。

では、勝てない(勝たせたくない)時期とは何時なのか。なぜその時期は勝てない(勝たせたくない)のか。それを知り、その時期を避けることでもっと勝てるようになりましょう。

パチンコに勝てない時期① 給料日

給料日には「財布に余裕があるからいつもより勝負できる」と思いがち。そこに付け込まれます。

5000円負けても「大当たり1回で取り戻せる」

10000円負けても「負けを取り戻すまではやめられない」

こうしてあなたの給料はパチンコ店に消えていきます。「軍資金が豊富なら勝てるわけではない」このことを肝に銘じましょう。

では実際に「給料日」とは具体的に何日になるのでしょうか。一般の会社の給料日は、それぞれの会社によって違います。しかし、大多数の会社では5日、10日、15日、20日、25日、30日の「五・十日(ごとおび)」もしくは1日や月末最終日を給料日にしています。

この中で最も多い給料日が25日、次いで15日になります。もし給料日が土日祝日に重なる場合は、その前日に給与が支払われることが一般的です。

実際にこの日が「勝てない日」という確証は取れませんが、上記を参考にして少しでも勝てない時期を避けてみてください。

パチンコに勝てない時期② 繁忙期

正月、お盆、ゴールデンウィークなどの連休はパチンコ店の繁忙期です。「明日は休みだからパチンコに行こう」と思う人が多く、出玉を渋くしてもそれ以上にお客さんが増えることで回収できます。

8月のパチンコ店なんて、涼しくて最高ですよね。家にいると冷房代がバカにならないから、朝から晩までパチンコ三昧。これで勝てたら言うことなしです。もちろん、そんなに甘くはありません。大抵の場合、1日の冷房代以上の額を失います。

店側としたら、ホクホクでしょう。

また、「稼働マジック」と言う言葉もあります。

これは、稼働している台が多いほどお客さんの持ち玉比率が高くなり、特に還元を行っていなくても出ているように見える現象のことです。実際は出玉を渋っているのに、そう見えない。なんともパチンコ店的にはオイシイ話です。

では閑散期なら出るのかというと、そんなことはありません。

「客が少ない=少ない客から回収しなければならない=出玉を渋る」ということになります。店側の都合で自分の大事なお金を持っていかれる訳です。これはやってられませんね。

あなたの周りにも、過疎店と呼ばれるパチンコ店があるかもしれません。そういう店はいつもお客さんが少ないので、常に回収していることが考えられます。そんな店は避けるべきでしょう。

ところで、

「そもそも本当に出玉調整なんてできるの?」

そう疑問に思うかもしれません。しかし、実際に2007年には不正な出玉操作を行ったとして横浜のパチンコ店「ボナンザ」が摘発されています。この事実を知らなければ、搾取されるだけで終わってしまいますので注意してください。

パチンコに勝てない時期③ 新台入替前後やグランドorリニューアルオープン前後

新台入替前後やグランドorリニューアルオープン前後も、回収にまわります。

新台入替なら、1台数十万円する台をまとまった数購入します。
グランドオープンなら数億円かかります。

これだけ多額の投資をしたのですから、その埋め合わせをしなければならないわけです。

誰から?

もちろん、あなたから(つまり1人1人のお客さんから)です。さらにパチンコ人口の減少が、あなたの財布に追い討ちをかけます。1990年頃には3000万人いたパチンコ人口。それがこの30年で1/3の約1000万人まで減っています。

パチンコ人口が減っているのですから、売り上げを確保するためには1人からより多く搾り取る必要があるのです。そもそも、パチンコで勝とうと思うのが間違いの元なのかもしれません。

これを機にパチンコをやめたいという方は、以下の記事も参考にしてください。

パチンコ中毒(依存症)必見!パチンコをやめる方法3ステップ

パチンコ中毒!アプリを使った治し方って本当に効くの?

パチンコをやめたい!まずは病院に電話して相談することから始めよう!

勝てるのはいつなのか?

ここまで読んで、あなたはこう思ったかもしれません。

「勝てる時期はないのか!!」

結論から言うと、あります。

いつも勝てない店で打ちたいと思うでしょうか?

思いませんよね。

そう、いつも勝てないと客離れが起きてしまいます。
ですから、店側は時期を限って勝ちやすい設定にするのです。
撒き餌を使って客を呼ぶ。それがパチンコ店のやり方です。

店の利益のためには当然のこと。とはいえ、あなたがそれに付き合う必要はありません。

餌だけいただいて、サヨナラしましょう!

パチンコに勝てる時期① 休日より平日

休日というのは「プチ繁忙期」です。黙っていてもお客さんの方からパチンコ店へやって来ます。

果たしてそんな日に景気よくお客さんに還元するのでしょうか?いいえ、しないでしょう。とはいえ連休に比べれば出玉は渋くないので、土日に行くのもアリです。最近は高齢化により、無職の方が増えたり、働き方が多様化したりで、平日と休日の垣根が低くなっています。平日との差を設ける意味が薄くなっているのも理由でしょう。

それに自分の打つ1台さえ見つかればいいのですから、普段からめぼしい台をチェックしておくことも有効です。ただし土日に出すかは店によるので、基本は平日狙いにします。

パチンコに勝てる時期② 新台入替当日やグランドorリニューアルオープン当日

新台入替やグランドorリニューアルオープンの前後は、投資を回収しなければなりません。

しかし当日まで出玉を渋り、パチンコ店の利益回収にまわれば、お客さんの不興を買うでしょう。それに、イベント目当てで来たお客さんに「この店は出る」と思ってもらえれば、新たなお得意さんを獲得できるチャンスでもあるのです。

パチンコ店がアピールにまわるときこそ、あなたにとってはチャンス到来。積極的に狙いましょう。グランドオープンは大型連休前に多いので、覚えておいてください。ただし、上記でも説明した「稼働マジック」が起きやすい時期でもあるので注意が必要です。

パチンコに勝てる時期③ 4月と12月

4月は進学や就職など、新しい環境になる人が多い時期です。

この頃にパチンコを始める人も多いので、彼ら初心者層を取り込むために、出玉でアピールするのです。また、ゴールデンウィーク前なので、グランドオープンが多くなります。

初心者層を取り込みつつ、連休でたっぷり回収もできる。まさに「新規開店するならこの時期!」というわけです。12月も年末年始の連休に向けて、アピールする時期に当たります。もちろんグランドオープンも多くなります。

あえて繁忙期を狙うという方法もある

繁忙期は出ません。正確に言うと、出る確率が低くなります。だからといって「1日中稼働して当たりゼロ」なんてことは無いですよね。

お客さんが多いと、入れ替わり立ち替わりで常に稼働しています。すると、瞬間的に出ることがあります。前述の「稼働マジック」です。

あえて「稼働マジック」を狙うという方法。

上級者向けの稼ぎ方にはなりますが、台の稼働率が高い時期は通常営業よりもチャンスが増える、と考えることもできるのです。

まとめ

パチンコには勝てる時期、勝てない時期があることを見てきました。

まずは、次の3つを意識するところから始めてみてください。

  • 繁忙期は避ける
  • 休日より平日
  • 新台入替やグランドorリニューアルオープンを狙う

パチンコで稼ぐには「少なく負けて、大きく勝つ」のがコツです。

出ない時期を避けて、出る時期を狙う。

それだけで、今よりも勝てるようになります。

あなたも、より充実したパチンコライフを送りましょう。