登山初心者向けの山の選び方!重要な3つのポイント【お手軽登山の始め方①】

「登山」と聞くと「大変そう」「辛そう」「山は怖い」というイメージを持つ未経験者は多いと思う。

しかし、ちゃんと自分のレベルに合った山を選べば、大自然を堪能しながら気持ちよく登ることができる。

この記事では初心者や未経験者へ向けて、登山の魅力を伝えていく。

初心者向けの「山の選び方」についても解説するので、ぜひ参考にしていただきたい。

登山の魅力

登山の魅力といえば、まず思い浮かべるのは「大自然」だろう。

山の木々、空気、鳥の声、自然の中にいると癒やしを感じられる。

街中の公園にも緑はあるが、純天然の大自然は比べものにならない。

普段では味わえない、なんとも気持ちのいい空気感は登山ならではだ。

そして、自分の脚で一歩ずつ進む「山登り」。

大変なイメージがあるが、無理のないペースで登れば思ったほど疲れない。

一歩ずつ登ることに集中していると、日々の不安や心配事など一気に吹っ飛ぶだろう。

「休憩」に腰をおろし、自然の中で飲む水は最高に美味い。

山の景色を見ながら「ボー」とできる時間はなんとも贅沢な気分になる。

そして「山頂」へ。

疲労感の中、目の前には「山頂の景色」が現れる。

気持ちのいい達成感と疲労感で、思わず笑みがこぼれるシチュエーションだ。

昼食はお手軽に「カップ麺」

水筒に入れたお湯を注いで、景色を眺めながら待つ。

自分の脚で登ってきた山頂。

そこで食べるカップ麺は、絶品ラーメンへと変わるだろう。

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下山は登りよりも楽だが、焦らずゆっくりと。

登山の後の食事はいつも以上に美味しく感じられる。

帰りに温泉でも入れば、達成感と気持ちよさで、今日1日の充実感に浸れるだろう。

登山の始め方

基本的に登山は「登山道」があれば無料で登ることができる。

ただし、「山小屋」や「ロープウェイ」などの施設を利用する場合は、もちろん有料になる。

整備された公園などの山を登る場合も「入場料」や「駐車場代」がかかることもある。

何かしらの施設を利用する場合は有料になるが、登山自体はお金はかからない。

登山ができる山へ行けば、すぐに登山を始められるのだ。

ただし、登る山によって「装備」「体力」「技術」のレベルが全く違う。

今回は登山未経験者や初心者に向けた「お手軽な登山の始め方」を解説していく。

【登山初心者向け】山選びの3つのポイント

まずは目的の「山」選びから。

登山デビューも含めた「お手軽登山」がテーマなので、もちろん低い山を選ぶ。

標高の目安は300〜1300m位だが、標高だけで山を選ばないこと。

山選びに重要なのは下記の3つのポイントから選ぶのが重要だ。

  • 登山ルート
  • 高低差
  • 登山道の状態

この3つのポイントを抑えて初心者向けの山を選んでいただきたい。

登山ルート

登山道の「ルート」は山によって何種類もある。

1本道を行って帰ってくる「ピストンルート」

尾根を渡り、複数の山頂を目指す「縦走ルート」

登山道の途中にも分岐があり、それぞれのルートによって行動時間も大きく変わる。

お手軽登山のためには、お手軽なルートを選ばなくてはならない。

山での行動時間を決め、それに合った登山ルートがある山を選ぼう。

高低差

登山道の高低差とは「登る高さ」になる。

この高低差の幅が広いほど、登りが急になり体力を必要とする。

お手軽登山のためには、この高低差が低いルートを選ぼう。

登山道の状態

登山道の状態も山によってさまざま。

しっかり舗装されていたり、階段が作られているところもあれば、獣道のような険しい道もある。

お手軽登山のためには、歩きやすい登山道を選ぼう。

お手軽登山に向いている山

住んでいる地域や季節によって、登りやすい山はそれぞれ違うが、基本的には上記の3つのポイントを抑えて選ぶことが重要だ。

この3つのポイントがそろっている山は、登山で有名な山に多い。

有名な山には、さまざまな世代やライト層も多く集まるので、お手軽ルートや登山道も整備されている所が多いのだ。

まずは近場の有名な登山道を検索してみよう。

登山ルートは上記3つのポイントを抑えて選ぶといい。

登山アプリ「YAMAP」

登山の定番アプリ「YAMAP」は初心者にもおすすめできる。

山選びの際の3つのポイントもYAMAPで確認できるので、ぜひ導入していただきたい。

YAMAP/登山GPSアプリ

「お手軽登山の始め方」は数回に分けて解説していく。

次回はお手軽登山の「装備編」を解説していこう。