
3月中旬、気温も暖かくなり冬の終わりを感じる季節。
過ごしやすい気温になってくると、無性に外へ出かけたくなる。
そんな気持ちに駆られ、手軽に登れる山を探して「登山」へでかけた。
ふと思い立った登山なので、荷物は最低限。
久しぶりの大自然に心が踊った。
目的は「山ラーメン」
ふと思い立った登山だが、ひとつだけ目的があった。
それは「山ラーメン」
山の頂上でラーメンを食べる、ただそれだけの目的。
そんな些細な目的でも、すべての工程が楽しみに変わる。
山までの車移動、食料の買い出しまでもが楽しいのだ。
山ラーメンの準備
ひと言に「山ラーメン」と言っても、作り方はさまざま。
クッカーやガスバーナーでお湯を沸かして袋麺なのか。
野菜や肉も炒めて豪華なラーメンなんてこともある。
しかし、ふと思い立った私の山ラーメンは「カップ麺」だ。
なぜかと言うと、お手軽に済ませたかったから。
お湯は水筒に入れ、山でカップ麺にお湯を注ぐだけのシンプル山ラーメン。
手間も何もなく、サクッと食べられるのがいい。
もちろん、クッカーやガスバーナーで調理を楽しむこともあるが、今回の登山は「お手軽」重視。
アツアツのお湯を水筒に入れ、山へ出発した。
春の登山
今回選んだ山は、登山道が整備されていて歩きやすい1300m級の山。
私のお手軽トレッキングにはもってこいの山だ。
3つの山頂を縦走するルートで、約4時間の山行予定。
1つ目の山頂までは、そこそこ急登が続くが、その後は尾根をゆっくりと歩けるルートだ。
夜に雪がチラついていたらしく、木陰にはうっすら雪が残っていた。
この季節ならではの風景。
雰囲気を楽しみながら、ゆっくりと山頂を目指す。
自然の中で一服
休憩も登山の醍醐味。
疲れた身体を癒やすのはもちろん、自然の雰囲気を感じるのも気持ちいい。
コーヒーを飲みながら、タバコで一服。
この時間は私にとって至福の時間だ。
山でのタバコ問題
山で吸うタバコは最高なのだが、注意ももちろん必要。
タバコの灰と吸殻は、確実に携帯灰皿に入れて処理をする。
そういう意味では「ポケットシーシャ」は登山向きのアイテムだと感じた。
火も使わず灰もゴミも出ないので、何も気にする必要がない。
次の山行にはポケットシーシャも持っていこうと思った。
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山頂で「山ラーメン」
1つ目の山頂に到着。
街から近い山なので、広がる街並みを一望できる。
この達成感はいつも気持ちがいい。
1つ目の山頂から15分ほど縦走し、2つ目の山頂へ。
景色も良く、いい感じのベンチがあったので昼食にすることにした。
お手軽登山の食料
いよいよ今回の目的「山ラーメン」
ちなみに今回の食料は「水」「缶コーヒー」「ミックスナッツ」「カップ麺」だけ。
ミックスナッツは行動食として、休憩中につまみ食いする用。
今回のメインはカップ麺だ。
お気に入りの水筒「サーモス山専ボトル」
さっそくお湯を投入。
サーモスの山専ボトルは保温性が抜群で、数時間たっても火傷しそうなほどアツアツ。
この水筒は冬場でもアツアツに保温できて、お気に入りの水筒だ。
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簡単な「山ラーメン」の魅力
カップ麺の蓋をして、気持ちのいい景色を眺めながら待つ。
自然でゆったりするこの時間は、最高に好きな時間だ。
もちろんガスバーナーやクッカーで調理するのも楽しい。
しかし「やるべきこと」を最低限にして、その時間をめいっぱい自然を堪能する時間にあてる。
気持ちのいい景色を眺めながら「ボーっと」できる時間はめちゃくちゃ贅沢なのだ。
ただのカップ麺が絶品の山ラーメンへ
最高の景色はもちろん、いい疲労感と達成感は、ただのカップ麺を「絶品ラーメン」へと変える。
ラーメンの塩気が疲れた身体に染み渡り、温かいスープが汗で少し冷えたお腹を癒やしてくれる。
そして、目の前には気持ちのいい景色、春の風と澄んだ空気。
ラーメンの味だけでなく、全ての感覚を味わう。
絶品の山ラーメン、ごちそうさまでした。
山ラーメンの後片付け
山ラーメンを堪能した後は、必ずゴミを持ち帰るのが鉄則。
スープを飲み残しても山に捨てるのは絶対にNG。
全て飲み干すか、無理な場合は水筒に入れて持ち帰る必要がある。
登山の基本的ルールは「山に負担をかけない」こと。
山ラーメンに限らず、全ての山行において「ゴミを捨てない」のは基本中の基本である。
「お手軽登山」の魅力
ふと思い立って出発した今回の山行。
歩きやすい登山道で、お手軽にトレッキングを楽しむことができた。
そして絶品の山ラーメン。
やはり山頂で食べるラーメンは、カップ麺であろうとも最高に美味い。
登山道具や食事道具をしっかり揃えて「ガッツリ登山」も楽しいが
サクッと楽しめる「お手軽登山」も同じく楽しい。
その目的として「山ラーメン」はおすすめ。
ただのカップ麺が、自然の中で食べると絶品ラーメンに変わる感覚をぜひ味わっていただきたい。