
あなたは、宝くじに高額当選した人の中に、何かしらの前兆があった!という人が多いのを知っていますか?良いことや嫌なことが続いていたり、体調を崩したり事故にあった人もいるそうです。
しかし「前兆があった」という人もいれば、「何もなかった」という人もいます。これはいったいどういうことなのでしょうか?
私が調べた結果は「必ずしもあるわけではないが、ある人もいる」ということです。
そこには人間の心理や行動が隠されていました。
今回は「宝くじに当選する前兆」について説明していきたいと思います。
前兆があった人はたくさんいる
実は、宝くじに高額当選する前に前兆があったという人はとても多いのです。宝くじ公式サイトの「宝くじ当せん者レポート」にもたびたび前兆があったという体験談が載っています。
では、前兆があった人にはどんなことが起こったのでしょうか?
- 良いこと(嫌なこと)が続いていた
- 小額の当選が続いていた
- 宝くじを買ったとき、光が見えた
- 体調不良が続いていた
- 事故にあった
- 白蛇の夢を見た
- 宝くじに当たる夢を見た
ほかにも「今日絶対買わなくては!」と思って買いに行ったら当選した人や、たまたま気まぐれで1枚買ってみたら当選した人など、偶然が重なり当選した人もいるそうです。
これだけ前兆があったという人がいるのに、前兆はなかったという人でも当選した人はたくさんいます。
前兆が全くなく、買ったことすら忘れて慌てて換金に行った人や、当たるなんて思っていなかったので使い道も考えていなかった、などという人もたくさんいるそうです。
では、前兆があった人となかった人、それぞれの違いは何なのでしょうか。
私は「思い込み」なのではと考えています。
全部思い込みだったの?
全部が全部思い込みだったとは思いませんが、人間は思い込みで、起こったことをつなぎ合わせてしまうことがあるそうです。
たとえば今日、「Aさんの頭に鳥のフンが落ちてきて、続けざまに水たまりに足を突っ込んで靴がびしょぬれになった」とします。その足でAさんは宝くじを購入しに行きましたが、当選はしませんでした。
となると、ただのAさんのツイてない一日になりますが、もし購入した宝くじが見事に高額当選したとすると、
「鳥のフンが落ちてきた、靴がびしょぬれになった」=嫌なことが続いた=宝くじに高額当選した
というように、ただのツイてない一日から、宝くじに高額当選したことによって「嫌なことが続いた前兆があった」ということにつながってしまうのです。
小額の当選が続くということも、もしかしたら数日から数か月の間に小額の当選が続いたのかもしれないし、数年かけて少しずつ小額の当選が続いていたのかもしれません。数年かければ小額当選がそれなりにあってもおかしくはないですよね。
そこでボンっと高額当選することで「小額の当選が続くという前兆があった」と思い込んでしまうのです。
メンタリストDaiGoさんも否定している⁉
しかし、宝くじに当選した人の中で前兆があったというエピソードを耳にすると、やはり少しは何か予感や前兆があるのではないかと思ってしまいますよね。
しかし、メンタリストDaiGoさんはその考えを自著『ネガティブな人ほど運がいい⁉』で指摘しています。
当たった人は『ホラやっぱりね』と思うでしょうし、予感が外れた人は、あれは自分の勘違いだったのかと自分を納得させているだけに過ぎないのです。
人間というものは、身の周りにある大きな出来事が生じた時、本能的にその原因を探らないではいられない生き物です。だからどんなに突拍子のないことであっても、無理やりつじつま合わせをしようとします。
引用元:ネガティブな人ほど運がいい⁉
後から考えれば「あれが前兆だったのか」と思えることはたくさんあります。人間は本能的に宝くじに高額当選した原因を探してしまうのですね。
以上のことから、予感や前兆があったから必ず宝くじに当選するとは限らない、と言えるでしょう。
しかし、予感や前兆を信じてみるのも楽しい
ここまで「予感や前兆があっても高額当選するわけではない」と言ってきましたが、それらを信じてみるのも宝くじの醍醐味なのではないかと思います。
宝くじに当たる確率というのは、他のギャンブル(競馬や競艇など)と比べても圧倒的に低くなっています。ギャンブルにおける還元率(投資した金額に対して、戻ってくる金額の割合)について詳しくは以前の記事に書いてありますのでご参照ください。
そんな確率も低く、ましてや自分や他人の力ではどうにもできない(データを収集して予想することなどはできるかもしれませんが)宝くじですので、予感や前兆、神頼みやジンクスなどを信じてみるのも、結果を待つ間の楽しみになるかもしれませんね。
ジンクス、試してみますか?
余談ではありますが、宝くじに当たる(かもしれない)ジンクスを試したことありますか?先ほども書きましたが、確率も低い宝くじですので、購入したらなんとか当たるように努力したいものですよね。
宝くじに当たったという人が行ったジンクスもたくさんあるんです。
- 購入前にトイレを徹底的に掃除した
- 人助けなど、良い行いをした
- お墓参りに頻繁に行った
- 財布の中を整理整頓する
などなど、良い行いが多いですね。
「良いことをすれば良いことがある」ということかもしれませんが、こういうジンクスでしたら試してみたいものです。
まとめ
今回は「宝くじに当選する前兆」についての記事だったのですが、いかがでしたでしょうか。
前兆は思い込みで、前兆のようなことが起きても必ずしも宝くじに当選するわけではないと述べましたが、前兆を信じるのも宝くじの醍醐味だとも思います。
ただ購入して当選を待つのもいいですが、あれこれ試してみたり、「これは当たる前兆かも!」と心をわくわくさせて待つのも楽しいのではないでしょうか。