宝くじを買う人必見!宝くじの抽選方法がイカサマってホント?!

宝くじを何年も買い続けているそこのあなた、こんな噂をネットやどこかで見聞きしたことはありませんか?

「宝くじの1等などの高額は一般人には当たらないようになっている」
「宝くじの抽選機は細工が施されていてイカサマがし放題」

その他にも宝くじが公平に抽選されておらず、1等などの高額当選は幻かのように意見する記事がたびたび見られます。確かに宝くじ売り場で『1等続出!』などという看板を見かけても実際に当たった人を見たことはないし、本当に当たってるかどうかなんて誰も分からないですよね。

そのような記事を見たあなたは「今まで頑張って宝くじ買い続けてきたのに無駄だったのかよ!」と、既に手持ちの宝くじをビリビリに破いたか、今まさにシュレッダーにかけようとしていることでしょう。でもちょっと待ってください!

はっきり言いますが、ネットや世間で流れているそのような噂はまったくのデタラメです!

あなたが今まで頑張って宝くじを買い続けてきた、その努力が無駄なわけがないんです!

このサイトでは世間で見られる宝くじの抽選方法に関するイカサマ疑惑をぶった切り、宝くじはちゃんと当たるんだよということを証明していきたいと思います。

まず知ってほしい!宝くじの抽選方法の種類

イカサマ疑惑をぶった切る前にまず知っておいてほしいことがあります。あなたは宝くじの抽選方法にどんなものがあるか知っていますか?

「当選番号は確認するけど、その番号がどうやって選ばれているかは知らない」という方も多いんじゃないでしょうか?実はビンゴゲームのビンゴマシーンや福引のガラガラのように、宝くじにも番号をランダムに抽選する機械が存在するんです。

宝くじにはスクラッチなどその場で当たるものを除くと大きく2種類に分けられます。ジャンボ宝くじのようなくじに予め決められた番号が書かれている開封くじと、ロト6のように自分で選んだ数字を塗りつぶしていく数字選択式宝くじがあり、この2種類にそれぞれに特定の機械を使った抽選方法があります。

次の見出しからはその抽選方法の詳しい内容とそれに関する疑惑を紹介していきます。

開封くじの場合

開封くじに用いられている機械の名前を電動風車型抽選機といいます。名前を聞いただけでどんなものかなんとなく想像できそうですね(笑)

下の動画は年末ジャンボの抽選会の映像です。この映像を見ると電動風車型抽せん機がどのような物か一目でわかります。

年末ジャンボの抽選会は毎年NHKで放送されているので見たことがある人も多いかもしれませんね。

ご覧の通り年末ジャンボの抽選機械は次の手順で番号が抽選されています。

1.7台の数字の書かれた風車が回転する
2.その年のゲストなどの選ばれた人がボタンを押すことで矢が発射される
3.矢が当たった数字によって宝くじの組と番号が決定する

こうして見るとかなりシンプルな抽選方法ですね!ではいったいこの機械のどこにイカサマ疑惑がかかっているのでしょうか?

イカサマ疑惑の内容

調べたところ風車型抽選機に関するイカサマ疑惑は以下の2つの項目がメインでした。

1.矢を発射する機械が、狙った数字に当たるタイミングで発射されるようにプログラミングされている

2.矢が発射されるタイミングで風車の回転速度を落とし、狙った数字に当たるようにプログラミングされている。

つまり風車に細工するか、矢を発射する機械に細工するかのどちらかということですね。

風車はかなり速いスピードで回転していますし、矢もかなりの速さで発射されています。もし少し風車のスピードが少しばかり落ちたり、ボタンを押してから矢の発射に一瞬の間があったりなど本当にイカサマされていたとしても、一般人の目にはその違いはわからないでしょう。

数字選択式宝くじの場合

数字選択式宝くじに使われている抽選機の名前は電動攪拌式遠心力型抽せん機です。すごくごちゃごちゃした名前なので世間では愛称の夢ロトくんで知られています。

下の映像はロト7の抽選会の映像です。数字選択式宝くじの抽選会の映像はテレビ中継されていないのであまり見たことないって人が多いかもしれませんね。抽選会の映像は中継されないかわりに宝くじ公式サイト(https://www.takarakuji-dream.jp/takarakuji/)で録画配信されています。

どうでしたか?ボールがものすごい速さで回転していて結構激しかったですね(笑)

古い映像だったので少し見えずらかったと思います。手順は次の通りです。

1.数字が書かれたボールを抽選機の一番上、攪拌機と呼ばれる透明な球の中でごちゃ混ぜにし、 その下の本数字抽選機と呼ばれるところに落とします。

2.この本数字抽選機を回転させて、遠心力によりボールを本数字抽選機の壁面に散らばらせて、ロト7の場合は7個のボールを左右の取り出し口から交互にランダムに取り出します。

3.続けて残りのボールをその下のボーナス数字抽選機に落とし、 本数字抽選機と同様に1個のボールを取り出し口からランダムに取り出します。

こうして見ると電動風車型抽選機と比べてかなり複雑な抽選の仕方ですね!ではこの機械のどこにイカサマ疑惑がかかっているのでしょうか?

※ナンバーズ宝くじは数字選択式宝くじですが電動風車型抽選機が使用されています。

イカサマ疑惑の内容

夢ロトくんに関するイカサマ疑惑を調べてみたところかなりの数の疑惑が噂されていました。

モニターカメラ説
高速回転中のボールをどこかに仕掛けた超小型モニターカメラで写し、コンピューターに狙った番号のボールの位置を瞬時に認識させ、ミクロ時間単位で取り出し口の開閉タイミングをコントロール、狙ったボールが取り出し口の前に来たときに取り出し口を開ける。

センサー説
ボールの中に何か電磁波的な反応を起こす物を埋め込んでおき、それを抽選機のどこかに仕掛けたセンサーで感知し、ミクロ時間単位で取り出し口の開閉タイミングをコントロール。狙ったボールが取り出し口の前に来たときに取り出し口を開ける。

ボール摩擦係数の差説
ボールの摩擦係数を変え、高速回転中のボールの車間距離に、差が生まれるようにし、その距離の差をどこかに仕掛けたセンサーで感知、ミクロ時間単位で取り出し口の開閉タイミングをコントロール。狙ったボールが取り出し口の前に来たときに取り出し口を開ける。

ボールの形状説
たとえば、形状が真球からちょっとでも違っていれば、高速回転中に跳ね、取り出し口に入りにくくなる。

スピーカー説
抽選機につけたスピーカーで抽選機を振動させ、その振動を何らかの形で利用して出玉操作。

引用:NAVERまとめ(https://matome.naver.jp/odai/2135982874307267401?&page=1)

現代のカメラならいかにボールが高速で回転していてもボールの番号と位置を把握することは簡単なはずです。そう考えるとセンサー説なども現代の科学技術なら十分可能なのかもしれませんね。

あれだけ複雑な機械なので「絶対に何か細工がされているはず!」と思う気持ち見てしまうのも分かるような気がします。だからと言って少し疑いすぎのような気もしますね(笑)

疑惑をぶった切る!

さて、今までに宝くじの抽選機械とそれに関する疑惑を紹介してきました。この見出しではいよいよ宝くじのイカサマ疑惑をぶった切っていきたいと思います!

抽選機械に細工は可能なのか?

ぶった切ると息巻いたものの結論から言うと、宝くじの抽選機に細工がされていないということを100%否定することはできませんでした。なぜなら検証することができないし、検証した人がいないからです。

宝くじ公式サイトなどでも、宝くじの抽選機械についてその生産元などを含めた情報が公開されていないのです。情報が足りない分、それに対して不満を持った人たちが「詳しい情報を公開するとイカサマをしていることがばれるから秘密にしているんだ!」と思い込んでいるのです。

ですがイカサマしていないことを証明できない、ということはイカサマしていることも証明できないということです。

私たちがただ一つイカサマを見極める方法があるとすれば、公開されている抽選会に参加し目の前で抽選機械を確かめる以外にありません。疑うのならば、頭であれこれ考えるよりも実際に実物を見たほうが早いかもしれませんし、そうして納得した方が安心して宝くじを買えますよね!

そもそもイカサマをする必要がない

そもそもイカサマができるからといって本当にイカサマをする必要があるのでしょうか?

ネットで噂されている宝くじのイカサマが仮に本当だったとしたら、誰が何のためにイカサマをするのでしょうか?予想としては次のことが考えられます。

誰が:地方自治体の役員  何のために;当選金を自分たちの利益とするため

宝くじを発売しているのは、宝くじの法律「当せん金付証票法」に定められた全国都道府県と20の指定都市、つまり地方自治体です。この地方自治体が、総務大臣の許可を得て発売元となり、宝くじの発売や集計などの事務仕事をを銀行等に依頼しています。

もし今までにあげた抽選機に細工をすることができ、なおかつイカサマで利益を得るものがいるとすれば、それは宝くじの発売元である地方自治体の役員以外にありえないでしょう。ですが次の画像を見てください。

引用元:宝くじ公式サイト(https://www.takarakuji-official.jp/about/proceeds/top.html)

この画像は宝くじに収益金の使い道の割合を円グラフにしたものです。画像によると地方自治体の収益となる金額は実に3071億円ととんでもない金額です!これだけ利益を得ているのなら少々イカサマをして当選金を自分たちのものにする意味はありませんね。

他にも宝くじの収益金の使い道は法律で決められており、学校や公民館、テーマパークなどのいわゆる「箱もの」整備の財源に税金の代わりとして使われたり、最近では高齢者福祉などいわゆる「中身」事業の財源に充てられるケースもあります。

もしイカサマをしていることがばれてしまったら、宝くじの信用は地に落ちて誰も買わなくなります。すると収益金もほとんど得られず上記のような建設事業などが行えなくなります。

宝くじの収益金のおかげでリゾートホテルや遊園地が建つ予定だったのに『宝くじイカサマ発覚!建設事業中止』なんてことになったらとっても悲しいですよね。それほどのリスクを冒してまでイカサマをするメリットはないでしょう。私だったらイカサマがばれたらなんて考えたら恐ろしくてできません(笑)

まとめ

宝くじの抽選方法のイカサマ疑惑に関するまとめは以下の通りです。

・抽選機械にイカサマがされていないと100%否定することはできない。
・しかしイカサマはメリットが小さくリスクが大きすぎるためあまりやる意味はない。

宝くじでイカサマが行われている可能性は0ではないですが、限りなく低い可能性です。また、今までにテレビや書籍で宝くじに高額当選した人がいることも明らかになっているので、あなたが宝くじで高額当選する可能性がなくなったわけではありません!

ですからあなたが今まで頑張って宝くじを買い続けてきたその努力は決して無駄ではないんです!ですからどうか諦めずにこれからも一緒に素敵な夢を追いかけていきましょう!