
みなさんの周りに、「先週またパチンコで家賃分ぐらい吹き飛ばしたわ~」などと、自身の大負けを苦笑しつつも、それを笑いネタにして自分を慰めようとしている会社の同僚や友人・知人はいませんか?
私の場合はそこそこ勝ったり、負けたりを繰り返していたぐらいなので、大負けという経験はないのですが、ふとパチンコで最高どれぐらい負けるのかが知りたくなりました。気まぐれです(笑)
今は昔と違い、負ける額を抑制した(ギャンブル性を抑えた)パチンコ台が増えてきています。昔はパチンコブームが過熱し、のめり込み過ぎて、一度に大負けする人や自己破産になる人が続出し、「これはマズい」ということで、日本遊技機工業組合というところが段階的に規制をかけてきたという歴史があります。
そんな歴史的な経緯がある中で、今のパチンコで一体どれぐらいまで負けられるのでしょうか?昔と今を比較しながら見ていこうと思います。
昔の大負けの金額は凄かった!
昔からのパチンコ好きでパチンコで学費を稼いだり生活していた人に話を聞いてみたのですが、聞いて驚きました。
1992年から2007年ごろまで4号機と呼ばれるパチンコ台が設置されていました。この4号機の台は「パチスロ北斗の拳」や「ミリオンゴット」のことを指しています。私はこの台をプレーしたことがないのですが、これはかなり射幸性の高いパチンコ台だそうです。
特にこのミリオンゴットというのは大勝も大負けもする台で、大負けすると1時間でなんと4万円なくなるとも言われていました。実際この方も1時間で3万円飛ばしたそうです。ほんと凄すぎます。
パチンコ屋の営業時間は1日約13時間ぐらいなので、単純に負け続けるとなると1日で50万円以上が飛んでいく計算になります。そりゃ借金したり自己破産するわなという感じです。
今のパチンコではどのぐらいの負け金額が最高なの?
こういったことで人生をおかしくする人が続出したため、規制を段階的にかけていったのですが、では今は最高どれぐらいの金額まで負けられるのでしょうか?
ちなみに私はこんなことを書いていますが、何事にも負けたくないと思っている人です。(笑)
色々調べてみると、1日で8万円やら、15万円やらと大負けした金額の自慢合戦のような感じになっていますが、正直昔の負け金額に比べると可愛いもんだなと思ってしまいました。ただ、可愛いものだといいつつ、もし私がこの金額負けたらかなり凹んで二度と立ち直れなくなるかもしれません(笑)
ここからは少し理論的に金額を計算してみたいと思います。
パチンコには1玉あたりのレートがある
プレイしてると気に留めることはないのですが、パチンコにはかなり細かいルールが存在します。1玉当たりの貸出単価というものがあり、それの上限があります。
例えば「4パチ」という言葉がありますが、こちらはパチンコでの最大レートで、1玉を4円で借りて遊びます。さらにパチンコ玉を消化できる数も制限されているのです。だいたい1分間で100発が限度になります。
そうすると1時間で6,000発になります。それに4円をかけると24,000円になります。1玉当たりの最大レートで遊んでいますので、だいたいどこのパチンコ屋で遊んでも1時間で最高24,000円までしか負けることができません。
ちなみにそう断言できるのは、パチンコ台というのは出荷される段階で保通協という機関が、出荷しようとするパチンコ台が基準に合致しているかを検査するため、その基準に合わないものは流通しないからです。しかもこの検査はかなり厳しく、不正が入り込む余地はありません。
仮にひたすら負け続けたとしたらどうなる?
1時間当たりの最高負け金額が分かったので、次は営業時間を調べます。パチンコ屋の営業時間は先にも少し述べていますが、だいたい13時間は営業しています。
そうすると仮に13時間負け続けたとすると312,000円(24,000円×13時間)が1日で負ける可能性のある金額であると計算することができます。
ただ、これは一回も休憩にも行かずという前提です。実際は休憩や食事に行ったり、途中で小さい当たりは出ると思いますので、あくまで理論値としての負けの最高金額であるということはご理解頂けると思っています。
私の知り合いで朝から閉店までパチンコをする人間がおりますが、負けた時は20万円台まで行くことがあるそうです。理論値は30万円台ですが、実際は負けた人が言っていた金額と比較してもそんなに大きな差はない感じがしますね。実際にみなさんはどうでしょうか?
私は3万円を超え始めると、怖くなってきてだいたい5万円でやめようという意識がありがたいことにあります。ただ、5万円を失った日はうつ状態になり何もする気がなくなりますね。
加えて店舗ごとで負け金額が調整されている
ここまでいろいろとお話してきましたが、昔と今では大きく違うものがあります。それはお金の投入スピードと大当たりになったときの消化スピードです。
パチンコ店にもよりますが各店舗によって1日の平均的な負け額が設定されています。区分としては良い店、普通のお店、酷いお店があり、それぞれ1~2万円、2~3万円、3~5万円で設定されています。
例えば仮に5万円で負け額が設定されているとすると、20万円投入して15万円のキャッシュバック(つまり5万円損)になります。
そもそも打つ人の運とかではなく、あらかじめ負け額がお店側で設定されているので「今日はツイてないな~」と言っている人は、ここでいう酷いお店に通っているのかもしれません。
こういったお店の情報を収集したりなどするので、お金をかける以上に情報収集コストがかかります。これにもまたお金がかかりますね。
それでもパチンコで負ける金額は大きい
こうやって昔と今とを見てきましたが、正直、負ける金額は規制がかかる昔よりも理論値上は20万円ぐらい下がってはいます。ただ、景気が横ばいとなっている今の日本の状況でこの金額と考えると「感覚として大きい金額ですし、負けた時のダメージもかなり大きい」と感じています。
昔のように右肩上がりで給料があがるような状況でもないですし、稼ぎが増えているわけでもないので収入に占める割合としては昔とほぼ同じ、もしくはそれ以上の感覚かもしれませんね。
少しは気持ちが楽になるのかと思ったのですが、むしろより現実を直視させられた感じがして、思わず苦笑してしまいました。
生きたお金にかえていくためにはどうすればいいの?
私自身もパチンコに相当はまり、貯金も使い果たし、さらにはお金欲しさに身内に借金までしたこともありました。感覚値ですがベンツが軽く1台買えるぐらいは使ったと思います。
今回、負け金額を調べ色々考えていた矢先、パチンコ話で良く盛り上がる私の会社の同僚によく行く居酒屋でこの話をしたところ、思わぬ返しがありました。
なんでもその同僚が最近投資を始めたらしく、その同僚は「パチンコも面白かったんだけど、今はその投資のほうが面白くて、パチンコで使う予定のお金をつぎ込んでいる」とのこと。
しかも、その同僚が言うには「パチンコはお金を使えばなくなるけど、投資は勉強や自分の工夫次第で何倍にもお金が増えるから、ほんと今思うとパチンコは浪費だなと感じた」と言っていました。
かなりのパチンコ好きの同僚だったので、私も彼の変化ぶりには驚きました。そんなパチンコ好きの同僚を変えることができるのですから、私も気になり始めました。
パチンコは「浪費」なの?
私の会社の同僚は「パチンコは浪費」と言うようになっていました。それを聞いた当時、私はパチンコを「浪費」とは思っていなかったのですが、そもそも単純ではありますが「浪費」と「投資」とは何かについて意味を調べてみました。そうすると、今では確かにその同僚が言うようにパチンコって「浪費」だな~と思うようになりました。
まず浪費の意味ですが、
浪費:値段ほどの価値がないものにお金を支払うこと(支払>価値(メリット))
参照元:https://ma-net.jp/fx/1592
確かに客観的に考えてみると(今更ですが(苦笑))、パチンコって玉を入れるだけの遊びで、結果は負けることのほうが多いです。先にも話しましたが、規制がかかっているとはいえ、負けると額もかなりの金額になります。そういったことを冷静に見つめると、確かに値段ほどの価値のない遊び(浪費)にお金を使っているなと感じ始めました。
「投資」とは?
ちなみに投資の意味ですが、
投資:値段よりも価値のあるもの、または価値が出ることにお金を支払うこと(支払<価値(メリット))
参照元:https://ma-net.jp/fx/1592
なるほど、自分が支払ったお金以上に、より大きな結果が返ってくるということですね。確かに私の同僚は飲みの席で「最初は半信半疑に思いつつも始めてみたら、いままでパチンコに使っていたお金以上にお金が逆に入ってきた」と言っていました。それ以来彼はパチンコではなく、投資関連の本を読み漁るようになりました。
お金も投資していますが、彼自身も自分に自己投資をし、それが彼や彼の家族へとの将来に関する「投資」にもつながっていますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
パチンコの負け額の今昔の状況について調べると、額は違えどそれぞれの時の景気の違いもあり体感的にはむしろ悪くなったと思います。
そんな中で私も会社の同僚が飲みの席で話した「投資」の話を聞いてから、私も状況が変わっていきました。
実は私もパチンコをやめて投資を始めたんです。
えっ?なんの投資かって?
そう、実は仮想通貨を始めたんです!やってみて思いましたが、パチンコやめて正解だったなと本当に思います。
詳しい仮想通貨の話をしたいのですが、それはまた別の機会にお話ししますね!