
大学生でも当たり前のように休みの日はパチンコに行くのが日課となっている人たちが多いと聞きます。
たしかにパチンコはやっていると楽しいですし、娯楽の1つなので悪くはないと思っています。
ですが最近は、パチンコ依存症に知らず知らずなっている人達がいます。
実はわたしも元パチンコ依存症でした。今は克服してパチンコはしておりません。
さらに、わたしの友達も依存症です。克服するために頑張っていますが苦戦しています。
依存症になってしまうと、病気や犯罪につながっていく可能性もあり、友人もいなくなっていき絶望の淵にたってしまいます。
なので、この記事を読んでいる皆さんが、そうならないためにも今回は、わたしの友達の体験談を交えて、「パチンコ依存症になってしまうとどうなっていってしまうのか」という事をご紹介していきます。
パチンコ依存症の友達の経験談
パチンコ依存症の方は老若男女問わず、知らず知らずのうちに依存していっている傾向があります。
知らないうちに依存してしまっているのは恐いですよね。
わたしの周りの友達にもパチンコ依存症の方がいます。
その友達は、20代前半の男性と女性です。どちらの友達も、大学のころからパチンコを始めて今もしているとのことです。
男性の方は、一人暮らしをしていたのでアルバイトで稼いだお金を家賃に使っていました。
パチンコを始めてからというもの、パチンコに使うようになってしまい家賃を払えず家族に仕送りをしてもらうことになったのですが、そのお金もパチンコに使ってしまいとうとう家賃が払えなくなり実家に帰りました。
「実家に帰ることになり少し依存も軽減されたが、今でもたまにパチンコ店に行ってしまう。」と話してくれました。
また別の友達は、初めてパチンコに行ったとき15万勝っていました。
ですがその後、2回立て続けに6万5万と負けてしまったのですが、勝ったときの高揚感を忘れられなくて
「止めないとダメなのは分かってるんやけど、止めれない」と言って、今でも勝つこともあるらしいですが合計すると約30万の負けだそうです。
パチンコ依存症は病気や犯罪につながる?!
パチンコ依存症の症状は
•ギャンブルにのめり込む
•興奮を求めて掛金が増えていく
•ギャンブルを減らそう、やめようとしてもうまくいかない
•ギャンブルをしないと落ち着かない
•負けたお金をギャンブルで取り返そうとする
•ギャンブルのことで嘘をついたり借金したりする引用元:依存症対策全国センター
それらの中毒のような症状も恐いですが、さらに恐いことは「うつ病」や「犯罪」につながっていってしまうことです。
「パチンコ依存で大袈裟な」と思う方もいらっしゃるかもしれません。わたしもそう思っていました。
しかし、友達のためにパチンコ依存のことを調べていくとつながっていくかもしれないと思いました。
パチンコ依存の症状に、「やめようとしてもいまくいかない」や「落ち着かない」とありました。つまり症状がでているのにも関わらず止めてしまうと、自分にとってストレスとなり精神的に辛くなっていき「うつ病」につながっていってしまいます。
また、そのストレスから精神的に余裕がなくなっていき暴力を振るってしまったり、お金を盗むといった「窃盗罪」につながっていくことも予想出来ます。
それほどまでに「パチンコ依存症」というのは非常に恐ろしい病気なのです。
パチンコ依存症になってしまうとどうなるの?その末路とは?
➀友人をなくす
パチンコ依存になってしまうと、友達からのお誘いがあっても断ってしまったり、お金がなくなってくると友達に嘘をついてお金を借りて返せないということを繰り返していくうちに、
気づけば周りにいてくれたはずの友達がいなくなり、孤独になってしまいます。
わたしも女の子の友達にお金を貸したこともありましたが、お金が返ってくることはありませんでした。それどころか借りたことも忘れており、また借りに来るという状態です。
その時は、「怒り」よりも「依存への恐怖」を感じた瞬間でした。
そうなると今まで築いてきた信頼関係も壊れてしまい友達に戻れることもかなり難しくなってしまいます。
➁多額の借金を負うことになる
パチンコをするにあたって、必要なものは、「お金」です。
最初は、自分の給料から少し使っていく程度ですが、回数を重ねていくごとに使う金額も「今勝ってるからもうちょっと・・」や「前回負けた分を取り返す!」という気持ちが芽生えていき増えていってしまいます。
それを繰り返すうちに、いつの間にかカードローンを組んで借金を背負ってしまい、そのお金でパチンコに行き、またお金を借りてという風に負の連鎖にハマっていってしまいます。
➂病気や自殺
友人が周りからいなくなってしまって、借金だけが増え続けるという状態が続くと当然自分にかかるストレスも大きくなっていきます。
そうなると、先程も述べましたが精神的に落ち込んでいき「うつ病」などの精神的病気になったり、最悪の場合自殺をしてしまうということにも繋がりかねません。
パチンコ依存症を改善していくにはどうすればいいの?
では、パチンコ依存症になってしまったら諦めるしかないのかと思ってしまいそうですが、そんなことはありません!
自分で頑張るのはもちろん大切ですが、友達を見ていて一人で克服するのは難しいこともあると思うので周りの方も惜しみなく協力しましょう。
➀依存だということを自覚すること
やはりまずは、自分が依存症になっているという現実を受け止めることが大切です。
それができれば、自ら「変わろう」と思えるのでまずは気持ちから始めましょう。何事も気持ちが大事です。
➁パチンコ以外の趣味など楽しいことを探す
パチンコを止めるということは、それまでパチンコに使っていた時間が空くということになるので、その時間をなにして過ごすかを考えることが大切です。
止めても何もしていなければ、パチンコのことを考えてしまうので友達と遊ぶことなど誰かと会うのが良いです。
誰かと会うことによってパチンコへの抑止力になります。
➂医療機関に相談する
それでも、しんどいという方は医療機関に行ってカウンセリングに行くのも一つの手です。
依存症になっているときは「うつ病」なども併発している可能性もあるので投薬をしてもらうことも必要な場合がありますので、相談することも大切です。
まとめ
- パチンコ依存症の友達の経験談
- パチンコ依存症は病気や犯罪につながる?!
- パチンコ依存症の末路とは?
- パチンコ依存症の改善方法
今回は、パチンコ依存症についてお話しました。
やはり、わたしの友達が依存症なので他人事ではないと思うと同時にわたしも改めて、パチンコ依存や中毒は恐ろしいものだと思いました。
しかし、だからといってパチンコが必ずしも悪であると決めつける必要はありません。ちゃんと、使う金額を決めて「お金がない時は無理に打ちに行かない」いう様に「ルール」を決め、それをしっかり守れば娯楽の一環として楽しめるものでもあるので、大切なのは限度を守るということです。
この記事を見て頂いた方たちは、依存症の恐怖や末路を見ていただいたので、これからパチンコに行く方や、始めようと思っている人はしっかり「ルール」を決め、限度を守ってパチンコを楽しんでください。